ロイヤルバレエでファーストソリストとして活動していた、平野亮一(32)さんと高田茜(26)さんが、2016/2017年シーズンからプリンシパルに昇進が決まったそうです!(祝)
出典:nbs.or.jp 私は、平野さんとも高田さんとも面識はありませんが、日本人が2人も同時にプリンシパルになるとは、本当に素晴らしいことです!おめでとうございます! ご存知、(熊川)哲也さんが93年に昇進で、(吉田)都さんが95年に移籍でプリンシパルになっており、それ以来 実に約21年ぶりの快挙となりました! 特に私の世代には哲也さんや都さんは正に日本を代表するダンサーの先輩であり、お二人共 新国立劇場の舞台などで、合計何度か一緒に舞台に立たせて頂きました。 本当に素敵なダンサーで、ずば抜けていた事、勉強になる事がたくさんだったのは言うまでもありません。 そんな2人と同じようにプリンシパルまで登り詰め、まだまだこれから更なるレベルアップをして行くのであろう事を考えると、高田さんも平野さんも今後ますます楽しみですね! 平野亮一さんは、身長185cmで、英国ロイヤル・バレエ団に2002年に入団し、2007年にファーストアーティスト、2008年にソリスト、2012年にファーストソリスト。そして16年にプリンシパル。 カンパニーに入ってから、実に14年のキャリアを積み重ね 磨きをかけてきたようです。 高田茜さんは、身長162cmで、英国ロイヤル・バレエ団には2009年にアーティストとして入団し、2010年にファーストアーティスト、2011年にソリスト、2014年にファーストソリスト、そして16年プリンシパル。入団から7年でプリンシパルになりました。 日本ではバレエを目指してる子も多いですし、競争率が上がると同時に 基本的なレベルも上がっています。 国内では、新国立劇場やK-BALLETなどをはじめ、公演数や質も高く、また生活出来るだけの給料やギャランティーをもらえるカンパニーも増えましたし、海外に挑戦する人も増え、 日本人でも、国内外を問わず、プロとして活動 活躍出来るダンサーはここ10〜20年増えました。 しかし、ずば抜けたダンサーというのは、頻繁に出てくるもではありません。 今回のお二人を始め、世の中に素敵な、またずば抜けた日本人ダンサーが更に増えて行くと楽しく嬉しくそして誇らしい事ですね! それは、数千、数万、数十万に一人の人材に与えられた事かも知れませんが、、 全てのバレエを習っている子ならみんな大きな夢を抱いて、努力を続けて欲しいですし、そんな若い人達の気持ちを確実に後押しし、秘められた潜在的能力を引き出してあげるべく指導者に出会え成長して行ける事を祈ります。 Satsuki