ハンブルクバレエ「椿姫」。

2/3/2018

昨日は、ハンブルクバレエの「椿姫」を見てきました!
バレエ人 バレエ好きなら知らない人はいないと思いますが、若い子は知らない人もいると思うので軽く紹介?します。

世界には素晴らしい振付家がたくさんいますが、その中でもここ数十年の間で世界のバレエを引率してきた3大振付家と言っても過言でないと思うのは、イリ(ジリ)・キリアンさん、ジョン・ノイマイヤーさん、ウィリアム・フォーサイスさんではないかと個人的には思います。(特にここ10〜20年だと他にも名前をあげたい振付家はいますが割愛)
その一人、ノイマイヤーさんが45年芸術監督を務めているのがハンブルクバレエです。

その中でも椿姫は代表作の一つで、大人なストーリーに美しい描写、椿姫の原作に忠実に作られたドラマチックバレエです。

 

このハンブルクバレエの「椿姫」21年ぐらい前に日本ツアーで来日した時に、当時18か19歳の頃の私「マルグリットの使用人」と「競売での働き手たち」という役で出演した事があるのです。(通常ハンブルクで公演する時などは、ハンブルクバレエ学校の生徒などが演じる役。その時は日本人ダンサーを起用してくれた)

 

だから素敵な作品だということはよく知っていましたが、21年ぶりでしかも客席から見るのは初めてだったのですが、いやーやはり素敵な作品でした。

動きや振付はセミクラな感じで、演出、舞台の使い方、色合い、品の良さ、特に主役のパドドゥでは感情や深層心理がそのまま出て来たような巧みな振付、、

自分が創りたい作風とは方向性は違うのですが、学ぶことが多く、とにかく素晴らしいものを全身で感じてきました。

 

主役のマルグリット役はコジョカルで もちろん素晴らしかったです。配役に対しキャラや踊り方がややアンバランスに感じる部分も少しありましたが、そんな事はさておきさすがハンブルクどこをみても綺麗で上手なダンサーだらけだった事に間違いはありません。

日本人はシャイで控えめな気質がありますが、やはり本当にいい舞台ではそんな日本人でもスタンディングオベーションにブラボー!

これまた15年以上前の話しになりますが、NDT123(ネザーランドダンスシアター)が来日した時、キリアンさんの作品を踊らせてもらえた時もそうでした。

世界最高峰の作品に素晴らしいダンサー達が織り成す舞台、、

シャイで自己表現が薄い人が多い日本人というお客さんにでも、心の奥底までに届くとその感動はスタンディングオベーションにブラボーとなりそして割れるような拍手になります。新国立劇場バレエの舞台でも、毎回とは言いませんが地鳴りのような拍手の日もありました。


そう考えると、新国立劇場バレエ団は元よりキリアンさんやノイマイヤーさんの作品に出演出来た事は本当に運が良かったと思うし、多くを学ばせてもらいました。

関わった時間は長いわけじゃないけど、時間以上の経験をさせていただいたんだなと、今回舞台を見に行って改めて感じました。

しかも全部ギャラまでもらって出演してたなんて、、ただでも、いやお金払ってでも経験したい人もいっぱいいると思うと、感謝しなければです。

 

環境的に同じようには行かなくとも、、

恐れ多くも自分もそういうレベルの作品を作れるように少しでも近づきたいと思いますし、またそういう作品に携われるダンサーを一人でも多く育てて行きたいと、改め思いました。

 

昨日の熱が残ってるので、少し長くなってしまいました。

Satsuki

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